映画『私たちの予感』(原題:Jab Harry Met Sejal)

 モディ首相のスピーチが毎回日本時間の夜23:30に始まるので、ついつい夜更かししてしまいます。結局、一番気になっていたロックダウン4.0の詳細は別途発表とのこと。ニュースで要点を後から見るのもいいですが、あまり使わないいかにもサンスクリット語源の単語を復習できたり、インドの古典の例え(ラーマーヤナに出てくるラクシュマンレーカー等)なんかが用いられていたりするので、一石三鳥ですね。

 少し前にNetflixで2017年公開の『私たちの予感』(原題:Jab Harry Met Sejal)を観たので、メモしておく。

https://www.netflix.com/jp/title/80206847

**あらすじ(ネタバレ)**

 婚約者とヨーロッパツアー旅行にきていたセージャルは、ツアー日程が終了した際に、婚約指輪をなくしたことに気づく。婚約者は怒って先に帰国するが、指輪を探すためにヨーロッパに残ることを決意する。

 自分勝手で強気のセ―ジャルは、ツアーガイドのハリー(シャールクカーン)に指輪探しに付き合わせる。散々ハリーを振り回しておきながら、指輪が鞄に入っていたことが分かる。しかしここからは想像通り、距離を縮めた二人は恋に落ちてセ―ジャルは婚約破棄してゴールイン。めでたしめでたし。

 21世紀ベストオブくだらない映画。あらすじも適当に書いてしまった。ボースの映画はあんなだらだら書いたのにw

 ネットフリックスは当たりはずれがかなりあると改めて実感。『Filmisthan(邦題:映画の国)』のような、有名俳優は出ていないけれどすごくいい映画も出ていたりするので辞められないのですが。

 これは恋する年頃の女の子やシャールクカーンファンが観る映画ですね。どちらにも当てはまらない人には退屈です。アラサーに差し掛かっている自分はSRKにときめくことができず、セ―ジャルの最低すぎる振る舞いにイラついて終わりました…。どんなに可愛くてもあんな女と旅行とか無理(本音)

 歌も多かったけれど、あきらかに役者と声が違い過ぎてあまり引き込まれる感じではなかった。もちろん、ボリウッド映画は大抵口パクだとはわかっているのだけれども。

 ヒンディー語映画ですが、舞台は海外だし特段勉強になる表現もなかったので、教材としても微妙です。