バラナシのいつメン

もしかして、いつメンって死語なのかしら。。。

ホームステイ先のスケジュールが変わっているのが最近のちょっとした悩み。朝ご飯10時→昼ご飯14時→晩御飯21時🧟‍♀️キッチン・リビングが2階で、大体私は3階の部屋で勉強しているのでいまいち様子がわからず、ご飯が出るのが遅れると、家族みんな外に出て外から鍵をかけられたかな。。とか、このまま閉じ込められて餓死するのかな。。とか被害妄想をしてしまう笑 決して家から出ず何日も同じパジャマを着ている息子に合わせた生活リズムなのだろうか。ご飯は美味しいし晩飯は遅いしまじ太るー。

ホームステイ先のご飯はこんな感じ。朝はお母さんが簡単な軽食を作って、昼はメイドのビムラーおばあちゃん、夜はビムラーおばあちゃんのお嫁さんが作ってくれる。どれも超美味しいけど糖質オフと真逆の生活🧟‍♀️🧟‍♀️🧟‍♀️

ホームステイ先はラージプートの家で、お母さんだけベジタリアンで、お父さんと息子はノンベジも食べる。大半がベジ料理で、たまーにノンベジが出るという感じ。

2013年(今から8年前だと…?!)に初めてインド旅行をした時に、結構日本食恋しいと思った記憶があって。チベット地区のレストランでモモを食べたり(あんまり屋台飯を食べなかった気がする)、今はなきデリーの日本料理屋「さくら」でラーメンを食べたものです。まあ当時の私は「インド料理=(今から思えば)あんまり美味しくない大学近くのカレー屋=バターチキンにチーズナン!」だったので、インド料理の良さが分かっていなかったというのも大きい。

でもこんなに美味しいベジ料理を毎日のように出されると、肉魚ほぼなくても全然余裕・・・。まだ1週間だからかもしれないけど、このままいけそうな気しかしない。ていうか日本って必要以上に肉食べ過ぎでは?!と初めて思った。

食べ終えた食器はベジ・ノンベジ分けて置いておき、また別のメイドさんが洗ってくれる。1週間いて分かったことだが、毎日やってくるメイドさんは計6人くらい?いる。以下バッター表を書いてみた(序列順)。

①ビムラーおばあちゃん: オンラインクラスで疲れた時の私の話し相手。昼前から夕方まで来てくれて、掃き掃除、洗濯、昼ご飯とチャイを担当。

②ソーヌー:ビムラーおばあちゃんの息子。日中の掃き掃除担当。持病があり休みがち。身内に押されて嫌々お見合い結婚。小さい子どもが1人いる。

③夜に来る美女(名前忘れた) : ソーヌーの妻。晩飯担当。寡黙で美人。

④朝のおばあちゃん: 拭き掃除専任。朝イチで来て、家中ひたすら拭いて帰る。

⑤朝のおばあちゃん2 : 前日夜の食器を洗う人。

⑥夜のおばさん: 日中の食器を洗う人。南インド出身っぽい。

なんかまだいた気がする。。。多すぎて忘れた。あとスタメンではないけど、たまにマットを洗いに来るおばあちゃんとか、役割謎な兄ちゃんとかもいる。どうしてこんな大量に細々と雇うことになったのか、いつか聞いてみたい。

①から③に書いたメンバーは隣に住んでてファミリー感があるけど、それ以外の人たちはあんま雑談しちゃいけなそうな雰囲気もある。。淡々と仕事をこなしてとっとこ帰る感じ。

日本の共働き夫婦が聞いたらさぞ羨ましい環境なのでしょうな〜。お父さんお母さんは共働きだし、メイドさんにとっては仕事が生まれるしでウィンウィンな関係。たまに家庭教師をお願いしているムンバイのマダムは、家に食洗機を導入したら母親に怒られたので施設に寄付したそう。曰く、インド国内の貧困層の仕事を奪って外国企業にお金を落とすのは間違っている!とのこと。なるほどー。理解はできるものの、食洗機もったいねぇー。

ビムラーおばあちゃんとヤギに餌やりをするのが一番和む瞬間。

ちなみにこのヤギは隣の隣の家のムスリムのおじいちゃんが飼っている。ホームステイ先から数歩程歩くと道行く人々の装いが変わり、ムスリムの居住区になる。このヤギ達は、20匹飼ってて管理しきれなくなって泣く泣く選んだ選ばれし3匹らしい。地面に撒いて餌やりしてたら、「ヤギだってpanditなんだよ!地面に落ちたエサなんて食わねえんだよ!」と怒られた笑 もう地面にエサは置きません。。。

ヤギって本当に賢い。地面に落ちたエサは食べないけど、手で食べさせてあげるとムシャムシャ食べる。そして、エサをあげて以来、私が前を通りかかる度に物欲しそうな顔で見つめてくる!顔もほのぼのとしていてほんと可愛すぎる。。。

グリーンピース(matar)の季節はもう時期終わるそう。今はどの野菜売りもmatarが大半を占めているけれど、もう少しでラインナップが変わるのかしらね。これまではいい時期にしか来たことがなかったので、暑さに恐怖を感じつつも楽しみ。