レポート提出!

1週間格闘していたレポートがようやく終わり、締切ギリギリに提出。開放感というよりは、ボロ布状態。。。ゴアやラクシャドゥウィープに逃げたい。

レポートから逃げてはよくガード周りをうろうろしました。。。

レポートは、A4を3〜5枚×4テーマ。

संचार प्रतिदर्श(欧米学者によるコミュニケーションのモデルを比較)、समाचार स्रोत(記者の取材源確保と注意点)、पारिभाषिक शब्दावली(ヒンディー語専門用語を定める際の注意点や学説の対立)、उदारीकरण और सूचना क्रान्ति(90年代の経済自由化と情報革命)の4テーマを選んで書いた。最初の二つはまじでくだらない話しかないので心を無にしてとにかく書いた。書きながらインドの文系学生が馬鹿にされる所以が分かったような気がして虚しくなりましたわ。。。

3つ目は、インドの独立運動以降のखड़ी बोलीの形成、インドの言語政策と絡めながら書いた。日本では専門用語が豊富で迷うことなくみんな同じ言語を同じように扱うので、政府機関や標識等で使う専門用語をどう定めるか?(サンスクリット語起源のガチガチの単語で統一すべきとか、地方言語や手間を考慮して英語にしちゃうべきとか、様々な意見の対立がある模様)というのはインドならではの問題意識という感じでそこそこおもしろかった。

4つめは経済自由化に伴うマスメディアの変化。レポートに落とすとなんか簡単であたりまえ体操な内容(ソ連崩壊、湾岸戦争WTO加盟、経済自由化の功罪、マスメディアへの影響)になってしまうんだけど、先生の授業は面白かった。経済自由化によってチャンネルがめっちゃ増えたとか、ロシアのセミポーンが入ってきて学生時代よく見てたとか、生活の均質化が起きてभारतीयता(インド人らしさ)って何だろうという問題意識を持ち始めた、などなど、当時の実体験は興味深い。一番興味がある内容だったけど時間切れ間近だったのでとりま書き殴ったという感じ。。。提出して先生から👍👍💐💐と返事が来た時に報われた感がすごかった。。本が手に入らなかったので、結構オリジナルな感じで書いてしまったんだけど、どう評価されるのか気になるところ。

最初の方に書いたレポートに力を入れすぎて、同級生から「この国の教授はレポートなんか読むわけないんだからそんな時間をかけるなアホか!本写して終わらせりゃいいんだよ!」と言われたり、家庭教師に見せたら「おしゃべりっぽいヒンディー語だね苦笑」と言われたりしつつなんとか提出です。。トホホ。アカデミックなヒンディー語に慣れてきたのと、本読むのが若干速くなった(気がする)のが嬉しい。

このレポート課題、元々は12月に出される予定だったのが謎に2月になった。テスト直前に課題と戦う羽目になったのまじ許さん。そして2/12からすでに一応テスト期間だけど、まだテスト日程が分からないという。。

そして今更ながら学生証ができた。もう一学期終わるんですけど!笑 ヒンディー語科の事務は強面ゴリラみたいなおっさんが牛耳ってて最初怖かったけど、なんだかんだ気にかけてくれるしアットホームだなということが最近わかった。

学生の個人欄は完全手書きで、学科長のサインと押印が入る。その他、大学の理念など。インドの大学らしいのが、これ↓。いじめ行為禁止に2ページも。。

入学した時も、本人のいじめしません宣言書と、親によるうちの娘はいじめしません的な宣言書の2種類を書かされた。大学院生にもなってまじかよ〜という感じだけど、大学が神経を使っている問題だそう。BHU入ってすぐのところには、ragging free universityです!みたいなでっかい看板もある。以下のページが参考になりました。

インドの大学における下級生いじめ(ragging)問題

レポートを出した翌日は何もやる気が起きなかったので、初めてまともにホストファミリーと過ごした👏働かざるものパーニープーリーくうべからずということで、娘の結婚記念ホームパーティーのお手伝い。

主要メニュー。ヘビー過ぎ。。。

これは私が作りましたえっへん(レシピは息子に教えてもらった)。サクサクのパフに、緑のチャトニーを敷き詰めて、マヨネーズサラダを詰めて、上にチーズをトッピング。

दही भल्लाのアレンジ版。耳なしトーストにヨーグルトを浸して、クミンパウダーとパプリカと塩をふりふり。

キッチンに立つ自分はまじでただの猫の手。野菜やスパイスの塩梅がわからないんだもん〜〜。みんなで娘の結婚式の写真を見たり、マダムの健康話に付き合ったり、マダムに疲れてキッチンのメイドさんとダラダラしたり。おばさんってどこの国も同じね。